Niijima Tatsuhiko

新島龍彦

works

  • 石
  • 聲
  • The Karman Line
  • 誰かの日記
  • 個展『物語が本になるまでの物語』
  • 8Books & 8Boxes+1アーカイブ冊子
  • 個展『紙と物語で本になる』
  • 展覧会 『8 Books & 8 Boxes + 1』
  • 山口方眼子句集 特装本
  • 8Books & 8Boxes 『二十一世紀民藝』
  • 8Books & 8Boxes 『視覚の生命力』
  • 8Books & 8Boxes 『森へ行きましょう』

山口方眼子新島龍彦

山口方眼子句集 特装本

2018  130 × 189 × 38

山口さんが25年の間に詠まれた句を一冊にまとめた句集の特装本を制作しました。
本文紙には美濃の和紙職人・鈴木豊美さんが漉いた本美濃紙を使用し、全ページ活版で印刷されています。
接着剤を用いず、水切りという和紙の繊維を結び合わせる技法を使い、400pの本文をひとつなぎの蛇腹本に仕立てています。(phot : 鈴木静華)

山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。

仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)

山口方眼子句集 特装本
山口方眼子句集 特装本
山口方眼子句集 特装本

山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。

仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)

山口さんが25年の間に詠まれた句を一冊にまとめた句集の特装本を制作しました。
本文紙には美濃の和紙職人・鈴木豊美さんが漉いた本美濃紙を使用し、全ページ活版で印刷されています。
接着剤を用いず、水切りという和紙の繊維を結び合わせる技法を使い、400pの本文をひとつなぎの蛇腹本に仕立てています。(phot : 鈴木静華)