石原弦あさやけ出版新島龍彦
岐阜で養豚を営みながら詩を書きためていた石原弦さんの詩集『石』。
道端にぽつんと置かれた石を見つめるようなイメージから、文字のレイアウトを考えました。
扉には、透き通るような薄い美濃の手漉き和紙を使用しています。(漉き手:柳川杏美)
詳しい制作のエピソードはこちらより。 写真:Masaki Ogawa
石原弦
岐阜県生まれ。生後間もなく岐阜県恵那市の山村、串原に家族と移住。 十代の頃から詩に 関心を持ち始め、自分でも少しずつ書き始める。農業等の研修を国内外で行い、詩の現場を人と自然との関 わりの中に求める。二〇代半ばに地元、恵那市串原の養豚農家の経営を引継ぐ。
あさやけ出版
”世界はいつも新しい”というキャッチコピーのもと、
岐阜県恵那市の古本屋「庭文庫」の百瀬雄太・百瀬実希のふたりで運営している。
_
3人と出会って、本を作ったら、縁もゆかりもない土地に、なんだか居場所ができたような気持ちになった。
それぞれが、あの土地に根ざして生きていたからだと思う。
本を作ることも忘れて、訪れるたびに変化している庭文庫にまたいきたい。
石原弦
岐阜県生まれ。生後間もなく岐阜県恵那市の山村、串原に家族と移住。 十代の頃から詩に 関心を持ち始め、自分でも少しずつ書き始める。農業等の研修を国内外で行い、詩の現場を人と自然との関 わりの中に求める。二〇代半ばに地元、恵那市串原の養豚農家の経営を引継ぐ。
あさやけ出版
”世界はいつも新しい”というキャッチコピーのもと、
岐阜県恵那市の古本屋「庭文庫」の百瀬雄太・百瀬実希のふたりで運営している。
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3人と出会って、本を作ったら、縁もゆかりもない土地に、なんだか居場所ができたような気持ちになった。
それぞれが、あの土地に根ざして生きていたからだと思う。
本を作ることも忘れて、訪れるたびに変化している庭文庫にまたいきたい。
岐阜で養豚を営みながら詩を書きためていた石原弦さんの詩集『石』。
道端にぽつんと置かれた石を見つめるようなイメージから、文字のレイアウトを考えました。
扉には、透き通るような薄い美濃の手漉き和紙を使用しています。(漉き手:柳川杏美)
詳しい制作のエピソードはこちらより。 写真:Masaki Ogawa
石原弦あさやけ出版新島龍彦
岐阜で養豚を営みながら詩を書きためていた石原弦さんの詩集『聲』。
養豚場の壁に豚たちがつけた傷や汚れのテクスチャーを、表紙に用いています。
扉には、透き通るような薄い美濃の手漉き和紙を使用しています。(漉き手:柳川杏美)
詳しい制作のエピソードはこちらより。 写真:Masaki Ogawa
石原弦
岐阜県生まれ。生後間もなく岐阜県恵那市の山村、串原に家族と移住。 十代の頃から詩に 関心を持ち始め、自分でも少しずつ書き始める。農業等の研修を国内外で行い、詩の現場を人と自然との関 わりの中に求める。二〇代半ばに地元、恵那市串原の養豚農家の経営を引継ぐ。
あさやけ出版
”世界はいつも新しい”というキャッチコピーのもと、
岐阜県恵那市の古本屋「庭文庫」の百瀬雄太・百瀬実希のふたりで運営している。
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3人と出会って、本を作ったら、縁もゆかりもない土地に、なんだか居場所ができたような気持ちになった。
それぞれが、あの土地に根ざして生きていたからだと思う。
本を作ることも忘れて、訪れるたびに変化している庭文庫にまたいきたい。
石原弦
岐阜県生まれ。生後間もなく岐阜県恵那市の山村、串原に家族と移住。 十代の頃から詩に 関心を持ち始め、自分でも少しずつ書き始める。農業等の研修を国内外で行い、詩の現場を人と自然との関 わりの中に求める。二〇代半ばに地元、恵那市串原の養豚農家の経営を引継ぐ。
あさやけ出版
”世界はいつも新しい”というキャッチコピーのもと、
岐阜県恵那市の古本屋「庭文庫」の百瀬雄太・百瀬実希のふたりで運営している。
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3人と出会って、本を作ったら、縁もゆかりもない土地に、なんだか居場所ができたような気持ちになった。
それぞれが、あの土地に根ざして生きていたからだと思う。
本を作ることも忘れて、訪れるたびに変化している庭文庫にまたいきたい。
岐阜で養豚を営みながら詩を書きためていた石原弦さんの詩集『聲』。
養豚場の壁に豚たちがつけた傷や汚れのテクスチャーを、表紙に用いています。
扉には、透き通るような薄い美濃の手漉き和紙を使用しています。(漉き手:柳川杏美)
詳しい制作のエピソードはこちらより。 写真:Masaki Ogawa
三橋光太郎新島龍彦
The Karman Line
2019 120×168×11
三橋光太郎による短編漫画7篇と寄稿文を収録した単行本。
海抜高度100キロメートルに引かれた地球と宇宙の境界線、 Karman Lineをタイトルに据え、幻想と現実の狭間の世界が描かれている。
本文の最後のページを長く伸ばしたまま製本し、本文の小口を包むようにすることで、作品のテーマである狭間を表現している
写真 : 田中杏佳
三橋光太郎
グラフィックデザイナー
1994 年生まれ、埼玉県出身
2017 年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
同年株式会社勝井デザイン事務所入社
2019 年秋、株式会社中野デザイン事務所入社
現在はフリーランスとして活動
__
三橋さんは、いつも静かに、自分が感動できる地点を探している。
過去の偉人たちが積み重ねてきたことへの深い敬意と、
美への志の高さが、一層その道を険しくしているようにも思う。
私も、そんな道を歩いてゆきたい。
三橋光太郎
グラフィックデザイナー
1994 年生まれ、埼玉県出身
2017 年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
同年株式会社勝井デザイン事務所入社
2019 年秋、株式会社中野デザイン事務所入社
現在はフリーランスとして活動
__
三橋さんは、いつも静かに、自分が感動できる地点を探している。
過去の偉人たちが積み重ねてきたことへの深い敬意と、
美への志の高さが、一層その道を険しくしているようにも思う。
私も、そんな道を歩いてゆきたい。
三橋光太郎による短編漫画7篇と寄稿文を収録した単行本。
海抜高度100キロメートルに引かれた地球と宇宙の境界線、 Karman Lineをタイトルに据え、幻想と現実の狭間の世界が描かれている。
本文の最後のページを長く伸ばしたまま製本し、本文の小口を包むようにすることで、作品のテーマである狭間を表現している
写真 : 田中杏佳
山口慎太朗梶原恵新島龍彦
2019年の1年間毎日書かかれた架空の日記小説集『誰かの日記』の単行本。
送られてきた原稿を読んでいる時に、日毎に書き手が変わることとその文章量に圧倒され、
この中にとても、とてもたくさんの人々が居るのだと感じました。
その時の感覚を、表紙の365個の四角、1冊1冊色が変化する特殊な印刷、厚さ40mmの造本で表現しています。
写真:木村巧
1993年熊本県生まれ。大学時代に「ファイヤーダンス失敗」というラジオネームにて、様々なラジオ番組に投稿。作家ユニット「くらいくらい公園」を結成し活動する傍ら、第2回笹井宏之賞の最終選考に残る。脚本を担当した映画『アボカドの固さ』が、第41回ぴあフィルムフェスティバルにおいて、ひかりTV賞を受賞。本の読める店「fuzkue」で働いている。
Twitter:@firedancesippai
_
山口さんってどんな人だったんだろう。何度も打ち合わせしたのだけども、つかめなかった。
1年を通して毎日、誰かになって日記小説を書くなんて、どうしてできたんだろう。
丁寧だったような適当だったような、柔らかい印象だけはある。
百何人もの人が詰まった本の中の誰が、山口さんだったんだろうか。
1993年熊本県生まれ。大学時代に「ファイヤーダンス失敗」というラジオネームにて、様々なラジオ番組に投稿。作家ユニット「くらいくらい公園」を結成し活動する傍ら、第2回笹井宏之賞の最終選考に残る。脚本を担当した映画『アボカドの固さ』が、第41回ぴあフィルムフェスティバルにおいて、ひかりTV賞を受賞。本の読める店「fuzkue」で働いている。
Twitter:@firedancesippai
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山口さんってどんな人だったんだろう。何度も打ち合わせしたのだけども、つかめなかった。
1年を通して毎日、誰かになって日記小説を書くなんて、どうしてできたんだろう。
丁寧だったような適当だったような、柔らかい印象だけはある。
百何人もの人が詰まった本の中の誰が、山口さんだったんだろうか。
2019年の1年間毎日書かかれた架空の日記小説集『誰かの日記』の単行本。
送られてきた原稿を読んでいる時に、日毎に書き手が変わることとその文章量に圧倒され、
この中にとても、とてもたくさんの人々が居るのだと感じました。
その時の感覚を、表紙の365個の四角、1冊1冊色が変化する特殊な印刷、厚さ40mmの造本で表現しています。
写真:木村巧
令和2年3月28日(土)~6月14日(日)
※4月28日(火)〜5月10日(日)の間休館
八戸ブックセンター ギャラリー
目に見えず、手で触れることもできない「物語」が、
物質である「本」と呼ばれる物になるまでには、
たくさんの喜びと苦労があります。
わたしは造本家として、本の装幀から製本までを自身で行うという、
規模は小さいですが特殊な本づくりを行ってきました。
本展では、そうして生まれてきた本たちに加えて、
装幀の進め方、実際の製本の作業行程や試作品、
依頼者とのやりとりなども併せて展示します。
物語を本にするために、人と人、人と物とが関わり合う中で、
『物語が本になるまでの物語』が生まれてゆきます。
その物語はわたしにとって時として、
出来上がった本よりも大切なのかもしれません。
目に見えず、手で触れることもできない「物語」が、
物質である「本」と呼ばれる物になるまでには、
たくさんの喜びと苦労があります。
わたしは造本家として、本の装幀から製本までを自身で行うという、
規模は小さいですが特殊な本づくりを行ってきました。
本展では、そうして生まれてきた本たちに加えて、
装幀の進め方、実際の製本の作業行程や試作品、
依頼者とのやりとりなども併せて展示します。
物語を本にするために、人と人、人と物とが関わり合う中で、
『物語が本になるまでの物語』が生まれてゆきます。
その物語はわたしにとって時として、
出来上がった本よりも大切なのかもしれません。
令和2年3月28日(土)~6月14日(日)
※4月28日(火)〜5月10日(日)の間休館
八戸ブックセンター ギャラリー
山口信博新島龍彦
8Books & 8Boxes+1アーカイブ冊子
2019 135 × 198 × 10.5
『山口信博と新島龍彦による8冊+1冊の本と箱 8Books & 8Boxes+1』のプロジェクトを一冊の本にまとめたアーカイブ冊子。印刷の見開きを合わせる事と、本の開きを良くするために、小口細貼りの粘葉綴じという造本形式を採用。こちらより注文を受け付け中。
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
『山口信博と新島龍彦による8冊+1冊の本と箱 8Books & 8Boxes+1』のプロジェクトを一冊の本にまとめたアーカイブ冊子。印刷の見開きを合わせる事と、本の開きを良くするために、小口細貼りの粘葉綴じという造本形式を採用。こちらより注文を受け付け中。
2018年11月20日[火]–25日[日] 11 時 – 20 時 最終日18 時終了
渋谷ヒカリエ8階 showcase aiiima1
東京都渋谷区渋谷2–21 – 1
展示協力|有限会社篠原紙工
物語がそのまま形になったような本を作ること。
自身の作品を振り返ってみるとそのいずれもが、
「触れることのできない物語」を、「質感そのものである紙」に宿らせるための挑戦であったようです。
そうして生まれた本は、時として一般的な本の形とは異なることもありましたが、
その道にこそまだ誰も知らない本の可能性があると今は信じています。
そんな思いを抱きながら大学在学中から現在に至るまで、
様々な方と共に制作を続けてきました。 そうして生まれてきた本たちに併せて、
日常勤務する製本会社の社員として量産に関わらせていただいた本たちを展示致します。
個人としての自分、社員としての自分は別々ではなく、表裏一体となって自分の本作りを支えています。
本展を通じ、紙と物語に触れてきた私の小さくとも今確かに存る、
「本を作る営み」をその手で感じていただければ幸いです。
物語がそのまま形になったような本を作ること。
自身の作品を振り返ってみるとそのいずれもが、
「触れることのできない物語」を、「質感そのものである紙」に宿らせるための挑戦であったようです。
そうして生まれた本は、時として一般的な本の形とは異なることもありましたが、
その道にこそまだ誰も知らない本の可能性があると今は信じています。
そんな思いを抱きながら大学在学中から現在に至るまで、
様々な方と共に制作を続けてきました。 そうして生まれてきた本たちに併せて、
日常勤務する製本会社の社員として量産に関わらせていただいた本たちを展示致します。
個人としての自分、社員としての自分は別々ではなく、表裏一体となって自分の本作りを支えています。
本展を通じ、紙と物語に触れてきた私の小さくとも今確かに存る、
「本を作る営み」をその手で感じていただければ幸いです。
2018年11月20日[火]–25日[日] 11 時 – 20 時 最終日18 時終了
渋谷ヒカリエ8階 showcase aiiima1
東京都渋谷区渋谷2–21 – 1
展示協力|有限会社篠原紙工
山口信博新島龍彦
展覧会 『8 Books & 8 Boxes + 1』
2018 gallery care of/折形デザイン研究所
山口信博さんと新島龍彦による「八冊+1冊の本と箱」の展覧会。
併せて山口信博さんと製本家・都筑晶絵さんとの「十冊の本と箱」も展示されました。
本にとって箱は、時に揺籠であり楽器であり棺桶なのかもしれません。
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博さんと新島龍彦による「八冊+1冊の本と箱」の展覧会。
併せて山口信博さんと製本家・都筑晶絵さんとの「十冊の本と箱」も展示されました。
本にとって箱は、時に揺籠であり楽器であり棺桶なのかもしれません。
山口方眼子新島龍彦
山口方眼子句集 特装本
2018 130 × 189 × 38
山口さんが25年の間に詠まれた句を一冊にまとめた句集の特装本を制作しました。
本文紙には美濃の和紙職人・鈴木豊美さんが漉いた本美濃紙を使用し、全ページ活版で印刷されています。
接着剤を用いず、水切りという和紙の繊維を結び合わせる技法を使い、400pの本文をひとつなぎの蛇腹本に仕立てています。(phot : 鈴木静華)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口さんが25年の間に詠まれた句を一冊にまとめた句集の特装本を制作しました。
本文紙には美濃の和紙職人・鈴木豊美さんが漉いた本美濃紙を使用し、全ページ活版で印刷されています。
接着剤を用いず、水切りという和紙の繊維を結び合わせる技法を使い、400pの本文をひとつなぎの蛇腹本に仕立てています。(phot : 鈴木静華)
山口信博新島龍彦
8Books & 8Boxes 『二十一世紀民藝』
2018 311 × 220 × 48
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした書籍『二十一世紀民藝』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
箱の表面には山口さんや印刷所の営業・現場の方の修正指示などが書かれたカバーの色校正をそのまま使用しています。(phot : 鈴木静華)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした書籍『二十一世紀民藝』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
箱の表面には山口さんや印刷所の営業・現場の方の修正指示などが書かれたカバーの色校正をそのまま使用しています。(phot : 鈴木静華)
山口信博新島龍彦
8Books & 8Boxes 『視覚の生命力』
2018 91 × 148 × 203
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした書籍『視覚の生命力』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
身箱の天面の奥行きを短くし、本の天面に指をかけて取り出しやすくしています。(phot : 鈴木静華)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした書籍『視覚の生命力』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
身箱の天面の奥行きを短くし、本の天面に指をかけて取り出しやすくしています。(phot : 鈴木静華)
山口信博新島龍彦
8Books & 8Boxes 『森へ行きましょう』
2018 332 × 158 × 230
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした川上弘美さんの小説『森へ行きましょう』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
表紙に使われた皆川明さんの装画の色校正をつなげ合わせ、楕円の箱の表紙に使用しています。(phot : 鈴木静華)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
山口信博
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。
2002年より折形を研究する場、折形デザイン研究所主宰。
俳句結社「澤」同人、俳号方眼子。
主な仕事に『住まい学大系』(住まいの図書館出版局)100巻の装丁がある。
著書に私家版『つつみのことわり』、『白の消息』。共著『祈る、贈る』、『礼のかたち』共にラトルズ刊。
仕事を通じて私が感じた山口信博さんは、 一つ一つの工程をおろそかにせず、「ちゃんと」することに常に気を配られていました。その一つ一つのプロセスにこそ、デザインは在るのだという思いがあったからこそ、8Books & 8Boxesのようなプロジェクトを始められたのだと思います。様々な視点・知識・思想を持ち、自ら築き上げてきた足場を自ら崩してまた築き上げる。山口さんのその姿は、私にとって大切な指標となっています。(T)
グラフィクデザイナーである山口信博さんがブックデザインした川上弘美さんの小説『森へ行きましょう』と、
その本が出来上がるまでのプロセスで生じたものたちを1つに収めるための箱を特注で制作しました。
表紙に使われた皆川明さんの装画の色校正をつなげ合わせ、楕円の箱の表紙に使用しています。(phot : 鈴木静華)