山口慎太朗梶原恵新島龍彦
2019年の1年間毎日書かかれた架空の日記小説集『誰かの日記』の単行本。
送られてきた原稿を読んでいる時に、日毎に書き手が変わることとその文章量に圧倒され、
この中にとても、とてもたくさんの人々が居るのだと感じました。
その時の感覚を、表紙の365個の四角、1冊1冊色が変化する特殊な印刷、厚さ40mmの造本で表現しています。
写真:木村巧
1993年熊本県生まれ。大学時代に「ファイヤーダンス失敗」というラジオネームにて、様々なラジオ番組に投稿。作家ユニット「くらいくらい公園」を結成し活動する傍ら、第2回笹井宏之賞の最終選考に残る。脚本を担当した映画『アボカドの固さ』が、第41回ぴあフィルムフェスティバルにおいて、ひかりTV賞を受賞。本の読める店「fuzkue」で働いている。
Twitter:@firedancesippai
_
山口さんってどんな人だったんだろう。何度も打ち合わせしたのだけども、つかめなかった。
1年を通して毎日、誰かになって日記小説を書くなんて、どうしてできたんだろう。
丁寧だったような適当だったような、柔らかい印象だけはある。
百何人もの人が詰まった本の中の誰が、山口さんだったんだろうか。
1993年熊本県生まれ。大学時代に「ファイヤーダンス失敗」というラジオネームにて、様々なラジオ番組に投稿。作家ユニット「くらいくらい公園」を結成し活動する傍ら、第2回笹井宏之賞の最終選考に残る。脚本を担当した映画『アボカドの固さ』が、第41回ぴあフィルムフェスティバルにおいて、ひかりTV賞を受賞。本の読める店「fuzkue」で働いている。
Twitter:@firedancesippai
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山口さんってどんな人だったんだろう。何度も打ち合わせしたのだけども、つかめなかった。
1年を通して毎日、誰かになって日記小説を書くなんて、どうしてできたんだろう。
丁寧だったような適当だったような、柔らかい印象だけはある。
百何人もの人が詰まった本の中の誰が、山口さんだったんだろうか。
2019年の1年間毎日書かかれた架空の日記小説集『誰かの日記』の単行本。
送られてきた原稿を読んでいる時に、日毎に書き手が変わることとその文章量に圧倒され、
この中にとても、とてもたくさんの人々が居るのだと感じました。
その時の感覚を、表紙の365個の四角、1冊1冊色が変化する特殊な印刷、厚さ40mmの造本で表現しています。
写真:木村巧