Niijima Tatsuhiko

新島龍彦

philosophy

どうして本をつくるのですか?

改めて、自分に問うてみる。

「本を作ることを通して、新しい世界と出会い・関わることができるから」
というのが今のわたしの答えです。

私が造本と呼ぶ、物語を紙に宿し本にする力は、
あくまで技術と態度の話です。
その技術を使って物語や人と関わることで、
読むだけでは至れない深さで、
その世界を感じることができる。

まだ見たことのない物語と人への興味が、
本を作ろうとするわたしの原泉にあるのだと思います。