二歩新島龍彦
ねぼすけみっちゃんの布団をめくると、そこはみっちゃんの夢の中。
幾重にも折られた1枚の紙を開いていくことで物語が展開してゆきます。複雑な展開をしてゆく構造ですが、紙の折り方と物語の内容を調整し合うことで、いつもの本のページをめくるように自然に楽しめる造本設計を心がけました。
二歩
星功基と西村祐貴による文字とことばのデザインユニット。2012年結成。
文字あそび、ことばあそびを素材にして絵本、アニメーション、紙芝居、紙プロダクトなど、
幅広い表現方法で活動。仕掛けやギミックを得意として、
伊勢丹やPARCOなどでも仕掛けつきの手紙をつくるワークショップも多数行う。
http://www.unit-niho.com
二歩の二人と出会ったのは2013年の秋。
年を経るごとに二人の活動の幅は広がっていて、その歩みは止まることがないようです。
西村さんは絵を描き続ける。星さんは学びを作り続ける。
それが二歩の足となり、二人はどこまでも歩いて行かれるのだと思います。(T)
二歩
星功基と西村祐貴による文字とことばのデザインユニット。2012年結成。
文字あそび、ことばあそびを素材にして絵本、アニメーション、紙芝居、紙プロダクトなど、
幅広い表現方法で活動。仕掛けやギミックを得意として、
伊勢丹やPARCOなどでも仕掛けつきの手紙をつくるワークショップも多数行う。
http://www.unit-niho.com
二歩の二人と出会ったのは2013年の秋。
年を経るごとに二人の活動の幅は広がっていて、その歩みは止まることがないようです。
西村さんは絵を描き続ける。星さんは学びを作り続ける。
それが二歩の足となり、二人はどこまでも歩いて行かれるのだと思います。(T)
ねぼすけみっちゃんの布団をめくると、そこはみっちゃんの夢の中。
幾重にも折られた1枚の紙を開いていくことで物語が展開してゆきます。複雑な展開をしてゆく構造ですが、紙の折り方と物語の内容を調整し合うことで、いつもの本のページをめくるように自然に楽しめる造本設計を心がけました。
新島龍彦
いつかコンテンツに巡り会うこと、
それとも、本そのものがコンテンツとなる日をゆっくりと待ちながら、
紙と折りの可能性を模索し制作した実験作品
メディアとは本来情報を運ぶもの。
でも情報を運ぶだけなら、
紙よりもっと足が速くて優秀な方がいます。
多分、あなたのポケットの中にも。
紙はもっとゆっくり進むべきではないか。
記された情報が想いに変わってしまうくらいにゆっくりと伝える。
受け手が記された情報を想いに変えてしまう程に在り続ける。
紙はそんなメディアなのではないか。
-紙考実験室 conceptより抜粋
メディアとは本来情報を運ぶもの。
でも情報を運ぶだけなら、
紙よりもっと足が速くて優秀な方がいます。
多分、あなたのポケットの中にも。
紙はもっとゆっくり進むべきではないか。
記された情報が想いに変わってしまうくらいにゆっくりと伝える。
受け手が記された情報を想いに変えてしまう程に在り続ける。
紙はそんなメディアなのではないか。
-紙考実験室 conceptより抜粋
いつかコンテンツに巡り会うこと、
それとも、本そのものがコンテンツとなる日をゆっくりと待ちながら、
紙と折りの可能性を模索し制作した実験作品
梶原恵新島龍彦
MOTION SILHOUETTE
2013 163×266×13
環境によって姿を変える絵本の第2作。今作では、光を動かすとことで変幻自在な影のアニメーションを楽しむ事ができます。
手を離しても本が開いたままの状態を維持するため、ヴィベールPというパイル素材の紙を背表紙に使用しています。
ベルベットのような柔らかい素材のため本を開いたときにも抵抗がなく、
触れた時の異質な感触もこの本のちょっとした不思議さを表現しています。
梶原恵
1989年東京都生まれ。2013年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
マツダオフィスを経て、2017年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。
エディトリアルデザインからブランディング、空間設計等多分野でデザインを展開。
デザイン思考や知育コンテンツを軸とし、個人でも絵本やプロダクトの制作を行う。
梶原恵さんは美しさを求める心と、それを実現するための誠実さを持ったデザイナーです。
学生の頃から変わらないその姿勢は、技術や経験の積み重ねではなく、
梶原さんが生まれた時から持っていた性質のようなものではないかと思うことがあります。
そんな梶原さんとだからこそ、代表作であるMOTION SILHOUETTEは生まれました。
そしてこの作品があったからこそ、私は本を作り続けています。(T)
Silhouette Books
デザイナー梶原恵、造本家新島龍彦からなるユニット。
環境によって変化するインタラクティブな絵本をテーマに研究、制作を行う。
梶原恵
1989年東京都生まれ。2013年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
マツダオフィスを経て、2017年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。
エディトリアルデザインからブランディング、空間設計等多分野でデザインを展開。
デザイン思考や知育コンテンツを軸とし、個人でも絵本やプロダクトの制作を行う。
梶原恵さんは美しさを求める心と、それを実現するための誠実さを持ったデザイナーです。
学生の頃から変わらないその姿勢は、技術や経験の積み重ねではなく、
梶原さんが生まれた時から持っていた性質のようなものではないかと思うことがあります。
そんな梶原さんとだからこそ、代表作であるMOTION SILHOUETTEは生まれました。
そしてこの作品があったからこそ、私は本を作り続けています。(T)
Silhouette Books
デザイナー梶原恵、造本家新島龍彦からなるユニット。
環境によって変化するインタラクティブな絵本をテーマに研究、制作を行う。
環境によって姿を変える絵本の第2作。今作では、光を動かすとことで変幻自在な影のアニメーションを楽しむ事ができます。
手を離しても本が開いたままの状態を維持するため、ヴィベールPというパイル素材の紙を背表紙に使用しています。
ベルベットのような柔らかい素材のため本を開いたときにも抵抗がなく、
触れた時の異質な感触もこの本のちょっとした不思議さを表現しています。
新島龍彦
文字を読む時、人は無意識に頭の中で文字を声に変換し、音声化している。
黙読の声とはその頭の中に想起される声である。
誌面のレイアウトからではなく、文字の読み方というリテラシーの面から、
本のデザインを考察した卒業研究制作。
文字を読む時、人は無意識に頭の中で文字を声に変換し、音声化している。
黙読の声とはその頭の中に想起される声である。
誌面のレイアウトからではなく、文字の読み方というリテラシーの面から、
本のデザインを考察した卒業研究制作。
梶原恵新島龍彦
Silhouette
2012 135×327×10
環境によって姿を変える光と影の絵本。
ポップアップの影と印刷されたイラストがページの上で重なり合い、
光の向きを変えることで影は異なる物語を語り出します。
ポップアップが作る影を主役とした絵本であるため、本のノドから平面の紙を垂直に立たせるという通常とは異なる構造を考える必要がありました。
最終的には二つ折りにしたポップアップの根元を糸でページにきつく結びつけ、その後のりで貼り合わせる手法を採用したことで、イラストの邪魔をすることもなく、余分な厚みも最低限に抑える仕様となっています。
梶原恵
1989年東京都生まれ。2013年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
マツダオフィスを経て、2017年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。
エディトリアルデザインからブランディング、空間設計等多分野でデザインを展開。
デザイン思考や知育コンテンツを軸とし、個人でも絵本やプロダクトの制作を行う。
梶原恵さんは美しさを求める心と、それを実現するための誠実さを持ったデザイナーです。
学生の頃から変わらないその姿勢は、技術や経験の積み重ねではなく、
梶原さんが生まれた時から持っていた性質のようなものではないかと思うことがあります。
そんな梶原さんとだからこそ、代表作であるMOTION SILHOUETTEは生まれました。
そしてこの作品があったからこそ、私は本を作り続けています。(T)
Silhouette Books
デザイナー梶原恵、造本家新島龍彦からなるユニット。
環境によって変化するインタラクティブな絵本をテーマに研究、制作を行う。
梶原恵
1989年東京都生まれ。2013年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
マツダオフィスを経て、2017年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。
エディトリアルデザインからブランディング、空間設計等多分野でデザインを展開。
デザイン思考や知育コンテンツを軸とし、個人でも絵本やプロダクトの制作を行う。
梶原恵さんは美しさを求める心と、それを実現するための誠実さを持ったデザイナーです。
学生の頃から変わらないその姿勢は、技術や経験の積み重ねではなく、
梶原さんが生まれた時から持っていた性質のようなものではないかと思うことがあります。
そんな梶原さんとだからこそ、代表作であるMOTION SILHOUETTEは生まれました。
そしてこの作品があったからこそ、私は本を作り続けています。(T)
Silhouette Books
デザイナー梶原恵、造本家新島龍彦からなるユニット。
環境によって変化するインタラクティブな絵本をテーマに研究、制作を行う。
環境によって姿を変える光と影の絵本。
ポップアップの影と印刷されたイラストがページの上で重なり合い、
光の向きを変えることで影は異なる物語を語り出します。
ポップアップが作る影を主役とした絵本であるため、本のノドから平面の紙を垂直に立たせるという通常とは異なる構造を考える必要がありました。
最終的には二つ折りにしたポップアップの根元を糸でページにきつく結びつけ、その後のりで貼り合わせる手法を採用したことで、イラストの邪魔をすることもなく、余分な厚みも最低限に抑える仕様となっています。